ビットコインのブロックチェーンとは?どこよりも分かりやすく解説します

ビットコインに関するニュースをTVなどで見る機会が増えたと感じている人も多いかもしれません。

また、それに伴いビットコインを支える技術として「ブロックチェーン」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。

しかし、「ブロックチェーンって一体なんのことだろう?」と思っている人も多いようです。

そこで、この記事では「ビットコインのブロックチェーンとは一体何か」をテーマに詳しく解説します。

仮想通貨やビットコインについて勉強したいと思っている人やこれから仮想通貨投資に参加しようと考えている人は必見です!

この記事のポイントは次のとおりです。

この記事の注目ポイント
  • ビットコインとはどんな仮想通貨?
  • ブロックチェーンの特徴とメリットは何?
  • ブロックチェーン技術に将来性はある?

そもそもビットコインとは?

ビットコインのブロックチェーンについてみていく前に、簡単にビットコインとはどんな仮想通貨かをチェックしておきましょう。

ビットコインの概要

通貨名 ビットコイン(Bitcoin)
通貨記号 BTC
リリース日 2009年1月3日
発行上限 21,000,000 BTC
時価総額 5,783,710,000 USD
時価総額ランキング 1位

ビットコインの概要は上記の表の通りです。

なお、時価総額及び時価総額ランキングは2018年4月17日現在のものを表示しています。

ビットコインは最も古い仮想通貨

このようにビットコインは2009年にリリースされた最も古い仮想通貨です。

それゆえに使われている技術の古さからくる制約などの問題点を抱えていますが、それでもなお時価総額1位の座を守り続けています。

これから紹介するブロックチェーン技術はビットコインによって誕生したもので、今後の発展に期待されています。

それでは早速ビットコインのブロックチェーンの仕組みを詳しくみていきましょう。

ブロックチェーンの概要をチェック!

ここでは「ブロックチェーンとは何か」をみていきます。

ブロックチェーンとは取引台帳システムの一種

ブロックチェーンを簡単に説明すると取引データを記録した一定容量のブロックを鎖のように繋いでできた取引台帳といえます。

「取引内容を記録したデータの塊をどんどん繋いでいくことによって形成される」と考えればわかりやすいかもしれません。

P2P型の取引台帳システム

ブロックチェーンには中央管理者(または中央サーバ)が存在していません。

これはP2Pと呼ばれる技術が使われているためで、参加しているコンピュータを相互接続することによってサーバを必要とせずに運営されています。

これによってサーバの障害によるトラブルやハッキング、管理者の悪意ある操作を回避でき、ビットコインのシステム全体の安定性に貢献しています。

取引の透明性が高いが匿名性もある

ビットコインで利用されているブロックチェーンでは全ての取引履歴が公開されます。

ブロックチェーンには「いつ、どこから、どこへ、どのくらいのビットコインが送金されたか」が記録され、その情報は誰でもチェックできます。

取引履歴を公開することによってビットコインは高い取引の透明性を実現しています。

さらに、それと同時にビットコインのブロックチェーンには個人を識別できる情報は記録されないためある程度の匿名性を維持することもできます。

これがブロックチェーンが取引の透明性と匿名性を両立した革命的な技術と呼ばれる理由です。

ポイント
  • ブロックチェーンとはビットコインの取引を記録する台帳
  • P2P型のシステムなので管理者不要でさまざまなリスクに対処できる
  • 取引の透明性と匿名性を両立している

ブロックチェーンのメリットをみてみよう

ここまででブロックチェーンの特徴について見ていきました。

続いてブロックチェーンを利用するメリットをみていきます。

ポイント
  • 中央管理者がいないので特定の人や組織に左右されない
  • 改ざんのリスクが極めて低いので安全性が高く、決済システムとして最適

ブロックチェーンにはこのようなメリットが存在しています。

それぞれ詳しくチェックしていきましょう!

メリット1:中央管理者が不要

これまで見てきたようにブロックチェーンはP2P型(分散型)の台帳システムです。

そのためブロックチェーンを運用するために中央管理者を置く必要がありません

一般の法定通貨(日本円やアメリカドルなど)の場合、中央管理者である中央銀行が存在しています。

そして、この中央銀行が発行している通貨の価値を保障しています。

言い換えれば中央銀行の破綻などがあった場合はその通貨の価値が失われてしまうかもしれないことを意味しています。

しかし、ビットコインには中央管理者がいないため破綻などのリスクが存在していません。

この中央管理者がいないというのがビットコインのブロックチェーンの最大のメリットです。

メリット2:改ざんのリスクが低い

改ざんのリスクが低いということは高いセキュリティ性能を備えているということです。

そのためビットコインを安心して使えます。

安心して使えること、取引記録が改ざんされないということは通貨としてビットコインを使う上で極めて重要なポイントです。

ビットコインのブロックチェーンにはセキュリティを向上させるために以下のような仕組みが導入されています。

メリット3:直前のブロックのデータを暗号化して新しいブロックに記録

ブロックチェーンに新しいブロックを繋ぐ時には必ず直前のブロックのデータを暗号化して記録することになっています。

これにより万が一どこかのブロックのデータが改ざんされた場合、最新ブロックに記録されている情報との整合性が取れなくなります。

整合性が取れなくなると改ざんされたことがすぐにバレてしまいますのでブロックチェーンの一部を改ざんすることはほぼ不可能といえます。

メリット4:ブロックチェーンの分岐の対策もされている

もう一つ考えられる改ざん方法はデータを書き換えたブロックを新しく繋ぐ(分岐させる)という方法です。

これによってブロックチェーンが分岐した場合に備えてビットコインでは「最も長いブロックチェーンが正当なもの」というルールが存在しています。

分岐させたブロックチェーンを本来のものより長くすることはかなり難しいでこちらの方法で改ざんすることもほぼ不可能です。

 

このように様々な方法でブロックチェーンが改ざんされないように対策されていますので安心してビットコインを使えます。

よく聞くマイニングとは?

ビットコインについての情報を調べていると「マイニング」という用語を耳にすることがあります。

このマイニングもブロックチェーンと深い関わりがありますので少しみておきましょう。

マイニングとは?

ビットコインのマイニングを簡単に説明すると「取引を承認し、データが記録された新しいブロックをブロックチェーンに繋ぐこと」です。

ビットコインの場合、10分に1回新しいブロックを繋ぐことになっています。

また、このマイニング作業を行っているコンピュータをマイナーと呼んでいます。

ビットコインのマイニングの仕組み

ビットコインのマイニング(取引承認)システムには「Proof of Work」というものが用いられています。

これは、一定時間ごとに出される計算問題に一番早く正解した人が新しいブロックを繋ぐ権利を得られるというものです。

マイニング作業を行った人には報酬としてビットコインが支払われるのでこのビットコインを目的として多くのマイナーが参加しています。

このマイニングもブロックチェーンの維持、発展に欠かせない作業ですので是非しっかり覚えておきましょう!

ポイント
  • マイニングとは新しく生成したブロックをチェーンに繋ぐこと
  • マイニングを行う人をマイナーと呼び、報酬が支払われる
  • マイニングもブロックチェーンの維持、管理に欠かせない

ビットコインの将来性には期待できる?

価格変動のイメージ画像

最後にビットコイン(ブロックチェーン)の将来性についても見ていきましょう!

斬新な技術がたくさん使われているブロックチェーンが今後どう発展していくのかは気になるポイントです。

今後ブロックチェーンは次のような理由により将来性に期待されています。

将来性に期待できる理由
  1. 新たな社会インフラとしての役割
  2. 分散型システムのプラットフォーム

新たな社会インフラとしての役割

実際の広告画像

ブロックチェーン技術は既存の社会インフラを置き換える革新的な技術として注目されています。

中央管理者がいないこと、セキュリティが高いこと、そしてシステムが存続する限り永久に記録が残ることは様々な面でメリットがあります。

社会インフラの一例として国際送金について考えてみましょう。

2018年4月現在、基本的に国際送金は銀行を通して行われ、多額の手数料と多くの時間がかかります。

しかし、ブロックチェーン技術を活用すれば短時間で送金でき、多くの銀行を介さないので手数料も削減できます。

今では数千円の手数料と数日の時間がかかる銀行間国際送金が今後は数百円の手数料と数分の時間でできるようになるかもしれません。

他にも仲介人や証人を必要とせずに契約を管理したり企業内プラットフォームとして用いられたりとさまざまな応用が考えられています。

ブロックチェーンが活用されそうな分野
  • 送金・決済(国際送金等)
  • 契約管理(スマートコントラクト)
  • 企業などの組織内で使われるプラットフォーム(プライベートブロックチェーン)

分散型アプリケーションのプラットフォーム

さらに、ブロックチェーンはさまざまな分散型アプリケーションのプラットフォームとして使われる可能性があります。

すでに実用化されているものとして分散型取引所があります。

分散型取引所とは、中央管理者がいない仮想通貨取引所です。

通常Zaifなどの仮想通貨取引所には運営会社が存在しています。

しかし、分散型取引所には存在せず、個人のウォレットから直接ブロックチェーンに接続して仮想通貨をトレードできます。

これにより取引所の破綻やハッキングなどから安全に仮想通貨を守ることができます。

分散型取引所は仮想通貨だけでなく株式市場や外為市場にも応用できるのではないかと言われており、今後に要注目です!

 

他にもブロックチェーンを利用したゲームにも注目が集まっています。

2018年4月時点では育成ゲームがメインとなっており、「イーサエモン」「cryptokitties」などが存在しています。

ブロックチェーンは改ざんがほぼ不可能なのでゲームで不正行為(いわゆるチートなどのズルい行為)をすることができません。

そのため今後はカジノゲームなどの絶対に不正があっては困るゲームに採用されることが期待されています。

ブロックチェーンは他にもクラウドストレージサービスへの応用が研究されているなど今後も発展していきそうです。

ポイント
ブロックチェーンは低コストで高セキュリティな技術なので社会インフラとして今後さまざまな分野で活用が進む可能性が高く、将来性に期待できる

今後もブロックチェーンを取り巻くさまざまな状況から目が離せません!

ビットコインのブロックチェーンまとめ

今回はビットコインとその基幹技術であるブロックチェーンについて詳しく見ていきました。

ビットコインの開発によって誕生したブロックチェーンは仮想通貨だけでなく今後さまざまな場面で活用されそうな注目の技術です。

仮想通貨投資に参加している人や興味のある人、これから参加しようと思っている人は是非ブロックチェーンについても注目してみてください!