ビットコインの価格や推移をチェック!変動の大きい理由とは?

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ビットコインの価格や推移をチェック!変動の大きい理由とは?

2017年に仮想通貨元年と呼ばれ、ビットコインの価格が急上昇しました。そのため、ビットコインで資産運用や海外への送金を目的として、ビットコインへの興味が高まってきました。

そんなビットコインですが、2017年12月までは上昇していたのですが、その後下落が止まらず2018年3月現在も下降の一途をたどっています。

元々ビットコインは価格変動が大きい仮想通貨として知られており、取引が始まった2009年から何度か急騰や急落をしているのですが、なぜここまで価格変動しやすいのでしょうか。

ビットコインを扱うにあたって、この価格推移や価格変動について知っておく必要があります。今回はビットコインの価格推移と価格変動しやすい理由についてご紹介していきます。

そもそもビットコインとは?

まずはビットコインについて少しご説明したいと思います。ビットコインは仮想通貨の1つで一番最初に生まれた仮想通貨がビットコインなのです。

法定通貨と同じ「お金」

ビットコインは仮想通貨というようにお金です。日本円や米ドルなどのように形はありませんが、お金であることに変わりはありません。当然のように単位が存在し、BTCと表記されます。

仮想通貨と言えばオンラインゲーム内の通貨をイメージしやすいと思いますが、オンラインゲームのような一般的な仮想通貨との違いは以下になります。

一般的な仮想通貨
よくあるのがオンラインゲームの仮想通貨で、これはゲーム内でのみ使えるお金です。そのサービス内のお店のみで使えて、アイテムを買ったり、ライフを回復することができます。

また、特定のWebサイトだけで使える仮想通貨もあります。利用登録するときに1,000円を1,000ポイントに交換したり、有料サービスを購入するというものです。このポイントも仮想通貨と言えます。

ビットコインも少し似ています。ビットコインが使えるサービスや場所で、物やサービスを購入することができます。購入できるところが限定的なのが似ていると言えますね。

ビットコイン
ビットコインは日本円や米ドルなどの法定通貨と同じように、経済活動をスムーズに進めるために作られました。法定通貨の場合、海外への送金に莫大な手数料と時間がかかります。

このデメリットを失くして、世界中で日常生活で使えるようにすることを目的として作られたのがビットコインです。

仮想通貨ですので、硬貨や紙幣は存在しないのですが、代わりにパソコンやスマートフォンでウォレットというお財布に保存して、買い物や資産運用をすることができます。

日本円や米ドルよりも便利で、価格が安定して、世界中で使える次世代の通貨を目指して作られたのです。

ビットコインを使うメリットとデメリット

そんなビットコインを使うのにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

ビットコインのメリット
・銀行を介さず個人で送金ができる
・手数料が無料or格安
・制限がない
ビットコインのデメリット
・価格変動が大きい
・匿名性によるマネーロンダリングの可能性
・価値が保証されていない

銀行間での取引よりも便利!

まずはメリットについてご紹介します。

銀行から銀行へ送金をすると、数日かかり、さらに海外への送金となると、莫大な手数料と時間がかかってしまいます。これは信用調査を行うからなのです。

ビットコインなら送金スピードが速く、ブロックチェーンという台帳に取引内容が記載されてから10分程度で取引が行えますので、銀行での取引よりも早いのです。

さらに銀行での送金では手数料がかかり、その手数料が地味に高いのですが、ビットコインの送金手数料は無料か格安なので、余計なお金がほとんどかからないと言えます。

そして銀行のように制限が無く、面倒な手続きなどが要らないのがメリットと言えるでしょう。

ビットコインは色々と不安定

こちらではデメリットについてもう少し説明します。

ビットコインはとても価格変動しやすい仮想通貨です。仮想通貨は流通量が決められており、ビットコインの場合は2,100万BTCが上限です。2,100BTCと決められていてこれ以上流通しませんので、取引額が多くなればなるほど価格が大きく変動するのです。

また、法定通貨は国からの補償があるため、万が一破綻しても1,000万円は保証されているのですが、仮想通貨は担保が無いため、補償されない場合が多いです。そのため、ビットコインが大暴落したり、価値が無くなったとしても補償されないので大損失する可能性があるのです。

さらに銀行口座と違って、ビットコインは匿名性があるため、テロ組織がマネーロンダリングとして使う可能性があるのです。

ビットコインの価格推移について

ビットコインは2009年に取引が始まりました。現在まで乱高下を繰り返しています。ではどのように推移していったのか見ていきましょう。

2009年~2017年の価格推移


出典:
Bitcoin日本語情報サイト
ビットコインは2009年に取引が開始されてからしばらく価値がない時期が続きました。つまり、1BTCが0,00USDだったのです。2011年に価格がわずかながら上昇し、ここでようやくビットコインの将来性に目をつけて購入した人が出てきたのです。

その後は価格が低い状態だったのですが、2013年に突然価格が上昇したのです。このころ、中国での需要が高まっていたと言われています。ビットコインを誰が買っているのかはわからないのですが、中国人が多くなっていたと言えるのです。

その後は乱高下を繰り返しつつ価格が下落し、2015年末から再び価格が上昇しています。その後、2017年初めには2014年の高値まで戻り、その後は急騰し、1BTC=200万円以上という価格までいったため、これはものすごい値動きだと言えるでしょう。

2018年から大暴落


出典:みんなの仮想通貨

2017年12月末に1BTC=240万という高値を更新しましたが、2018年の1月に入り大暴落しました。この暴落は現在も続いており、現在は1BTC=82万前後となっており、最高値の3分の1の価格になっています。ではなぜここまで大暴落が続いているのでしょうか。

理由①各国の仮想通貨への規制強化

まずビットコインの価格が暴落したきっかけとなったのが、中国や韓国を中心に各国が仮想通貨への規制強化の発表を始めたのです。

韓国に関しては全面的に規制するということは後から否定されましたが、この規制強化に関するニュースが飛び出たことで、ビットコインの売り注文が殺到したのです。

そして先日韓国・中国・日本がICOへの規制を行うことを発表し、さらにビットコインの価格下落が進んだのです。

理由②コインチェック流出事件

記憶に新しいコインチェック流出事件です。出川哲郎を起用したCMを放送するなど、仮想通貨市場でも特に盛り上がりを見せていたコインチェックがなんとハッキングによってNEM(XEM)を盗まれてしまったのです。

その額は日本円に換算すると、約580億円に相当し、あのマウントゴックス事件以来最大級の仮想通貨流出事件と言われました。

これにより仮想通貨市場の価格は大暴落し、ビットコインも例外ではありませんでした。

ビットコインが価格変動しやすい理由

2018年に入ってからのビットコインの暴落は大きな原因がありましたが、それでなくてもビットコインは非常に価格変動しやすい仮想通貨です。ではなぜビットコインはここまで価格変動しやすいのでしょうか。

ビットコインが価格変動しやすい5つの理由

ビットコインが価格変動を起こしやすいのには5つの理由があります。

ビットコインが価格変動を起こす理由
①情報に左右されやすい
②参加者数や取引量が少ない
③価格変動を防ぐための仕組みがない
④国家による規制
⑤中央管理者がいない

では1つ1つを説明していきます。

①情報に左右されやすい

仮想通貨市場は情報に非常に左右されやすいです。1つの情報で仮想通貨の価格が下落する可能性が高いのです。特にビットコインは有名な仮想通貨で取引する人も多いですから、情報によって左右されやすいのです。

例えば、価格が上がるような有益な情報が入ってくれば、買い注文が殺到し、逆に規制などのマイナスな情報が入ってくれば売り注文をするのです。

これが正しい情報でも嘘でも価格変動に影響してくるため、この心理を利用して価格を操作する資産家もいると言われています。

②参加者数や取引量が少ない

仮想通貨市場の参加者数が少なかったり、取引量が少ないと、価格は乱高下しやすいです。特にビットコインの場合、流通量が2100万BTCが上限となっており、1人が大きな額を購入しただけで価格が急騰しやすいです。その逆も同じです。

ビットコインが最も市場参加者が多いと言ってもまだまだ参加者は少ないですので、価格変動しやすいのです。

③価格変動を防ぐための仕組みがない

普通株取引や為替などでは大幅な価格変動が起きないようにストップ高やストップ安というものがあります。これは1日の変動範囲のことで、株価が上限まで変動したら、それよりも価格が上がらなくなるということです。

しかし、ビットコインを始めとした仮想通貨にはこの制度が無いため、取引量に応じて価格はどこまでも変動していきます。

④国家による規制

ビットコインは国境をまたいで自由に送金することができます。銀行のように国に管理されていないということです。つまり、各国で法規制が整っているとは言えないのです。

そこでビットコインや仮想通貨に関する規制が行われると、取引に影響が出ると感じて乱高下する可能性があるのです。

ただ、この場合、法整備は安全な取引を行うためのものかもしれませんので、短期的に下落したとしても、長期的にみると価格が上昇する可能性があるでしょう。

⑤中央管理者がいない

ビットコインは日本円などの法定通貨とは違い、中央管理者がいま②参加者数や取引量が少ない
③価格変動を防ぐための仕組みがない
④国家による規制
⑤中央管理者がいないせん。ビットコインは参加者みんなで管理しようというものになっています。

あらかじめ流通量だけ決めておいて、後はみんなで管理するものですので、意見が分かれたり、ビットコインの将来性が感じられなくなると、価格が乱高下しやすくなるのです。

まとめ

いかがでしたか?今回はビットコインの特徴やビットコインの価格推移、価格変動しやすい理由をご説明していきました。

ビットコインは資産運用の方法として大きな魅力があるのですが、価格変動しやすいものであることを知っておかなければなりません。

ビットコインを取り扱う場合、一時の価格変動に踊らされないように、こまめに情報をチェックしたり、価格変動しやすいものであるということを再認識しておく必要があるでしょう。