CARDANO(カルダノ)及びADA(エイダ)を徹底解説。

カルダノ、エイダ(CARDANO/ADA)とは?

CARDANO(カルダノ)はビットコイン、イーサリアムの問題点(スケーラビリティー問題等)を解決した、仮想通貨を新しく作る目標を掲げたプロジェクトです。

概要と特徴
  • 発行上限枚数:450億万枚
  • 通貨名:ADA(エイダ)
  • 承認アルゴリズム:Ourboros(ウロボロス)+Proof of Stake(プルーフオブステーク)
  • 管理はスイスに拠点を置くCardano Fundation(カルダノ財団)によって運営
  • 技術開発はIOHK(Input Output HongKong)
  • 営業は日本に拠点を置くEmurgo(エマーゴ)
  • Cardano公式HP
  • Cardano公式Twitter
  • Cardanoのロードマップ

CARDANO(カルダノ)及びADA(エイダ)とは

Cardano Fundation(カルダノ財団)、IOHK(Input Output HongKong)が開発しているブロックチェーンのオープンソースソフトウェアプロジェクトが「CARDANO」です。

カルダノのブロックチェーン上で取引される仮想通貨の事をADA(エイダ)と呼びます。

ADA(エイダ)の名前の由来は、19世紀に存在したイギリスの貴族Ada・Lovelace(エイダ・ラブレス)に敬意を表して付けられました。

Cardanoは元々、プラットフォーム上でオンラインカジノゲームを作り、ゲーム内で取引できる専用通貨ADA(エイダ)の普及を目指しました。

ブロックチェーンを使った公正な次世代ゲーミングプラットフォームを構築する計画だったのですが、方向転換して汎用的なプラットフォームの開発に進みました。

カルダノプロジェクトは、2015年からICOを始め、約60億円の資金調達に成功しています。

“Weiss Cryptocurrency Ratingsというアメリカの仮想通貨格付けメディアで、ADAコインはB-(Good)という評価を得ました。”

Weiss Cryptocurrency RatingsのPDF

カルダノを支える3つのチーム

Cardano Fundation(カルダノ財団)

スイス・ツーク州に拠点を置く、カルダノプロトコルとブロックチェーンエコシステムの教育機関です。

カルダノ支援者達が協力できる環境を作ることによりカルダノコミュニティとして機能しています。

目的はブロックチェーン技術と仮想通貨の商業化、立法化に影響を与え、前進させることです。

政府や規制当局にアプローチし、企業、その他オープンソースプロジェクトとパートナーシップを提携すること。

カルダノプロトコルテクノロジーの保護、促進を目標としています。

Cardano Foundation公式HPCardano foundation公式Twitter

Emurgo(エマーゴ)

東京都渋谷区にあるカルダノブロックチェーン技術をベンチャー企業に提供、投資の営業を行っている会社です。

営業を通して、企業とビジネスパートナーの関係を結び、ブロックチェーンエコシステムを構築しています。

また、カルダノ上でアプリケーションの構築する人々にサポート及びアドバイスを行っています。

代表取締役社長:児玉 健

Emurgo公式HPEmurgo公式Twitter

IOHK(Input Output HongKongの略称)

仮想通貨の研究開発会社。

2015年にCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)とJeremy Wood(ジェレミー・ウッド)によって設立されたエンジニアリング及びテクノロジー企業です。

革新的なP2P技術を利用して30億人の財布を作ることを目標としています。

IOHKは契約に基づき、2020年までにカルダノ・プラットフォームの設計、構築、管理を行います。

創設者及びCEO:Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン

IOHK公式HPIOHK公式Twitter

30億人の財布

国家によって身分が保証されていない人々が世界に30億人にいます。

Cardanoは、30億の人々が銀行口座を持てるようになり、資産を守り、貯蓄できるようになることも目標としています。

天才と称されるCardano創設者Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)

経歴

  • Ethereum(イーサリアム)の共同開発者で元CEO
  • Bitshares(ビットシェアーズ)の開発に携わっていた
  • Bitcoin Education Projectのディレクター
  • 「天才数学者」「仮想通貨の第一人者」と呼ばれている。
  • 公式Twitter
  • Linkeinプロフィール

次世代Smart Contract Plutus

イーサリアムのスマートコントラクトを元に出来たPlutusは、イーサリアムのスマートコントラクトより複雑な契約内容を記録することができます。

イーサリアムのスマートコントラクトは、契約内容の記録をしている時にバグが発生しやすいという脆弱性があり、複雑な契約内容に適していないという弱点がありました。

しかしCardano(カルダノ)が実装しているスマートコントラクトPlutsは、カルダノ・コントロールレイヤー(CL)というアプリケーションを使用し、IELEで実行させるこによって、税金、法令遵守といった、複雑且つ高度な契約内容をより速く記録できるようになりました。

スマートコントラクトを実行するIELEとは

カルダノブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行する仮想マシーンです。

またKフレームワークの技術により、C、Java、JavaScript、Solidity、Plutusなどのプログラミング言語を使用して、スマートコントラクトのコーディングを実現します。

より詳しい説明は、Cardano Foudationブログを参照に。

CARDANOを構築する複数のレイヤー(層)

Cardano Settlement Layer(カルダノセトルメントレイヤー)

CSL(略称)は、Cardanoメインチェーン上に置かれている決済レイヤーです。

ADA(エイダ)はこのレイヤーで取引されます。

またCardano SLは、Daedalus(ダイダロス)をバージョンアップさせることをを目指しています。

Cardano Computing Layer(カルダノコンピューティングレイヤー)

CCL(略称)は、Cardanoサイドチェーン上に置かれている。

スマートコントラクトPlutusを動作させる機能を持つ。

Ouroboros(ウロボロス)+Proof of Stakeとは?

ウロボロスは、Aggelos・Kiayias(アゲロス・キアイアス)教授、5つの学術機関(コネチカット大学、アテネ大学、エディンバラ大学、オーフス大学、東京工業大学)研究チームによって開発され、学会にて査読を受けています。

ウロボロスのセキュリティのレベルはビットコインのブロックチェーンと比較して行われ、一切の妥協もしていません。

従来のProof of Stakeのブロックチェーン上のブロックを生成するステークホルダー(一般的には利害関係者という意味ですが、ここではステーキングを行う人と考えましょう)は、通貨の保有量が多く、保有期間が長い人がステーキングホルダーに選ばれる仕組みでした。

しかしOuroborosを用いたProof of Stakeは、ステークホルダーは完全にランダムに選ばれます。

なぜステークホルダーを、完全にランダムに選ぶ必要があるかというと、51%攻撃というProof of Stakeの脆弱性を回避する為です。

51%攻撃とは
悪意のあるノード(ネットワーク参加者たち)が新しいブロックの51%、つまりブロックの大半を署名できるとすれば、偽のブロックを挿入する可能性があります。

これは、効果的に多数のブロックチェーンを制御することができます。

ブロックチェーンのセキュリティは分散されているため、51%の制御が根本的なセキュリティ基盤を壊してしまいます。

ADA公式ウォレットDAEDALUS(ダイダロス)とは

ADA専用ウォレットです。

ダイダロスの特徴
  • ADAの送受金を最速で行うことができる
  • 自分の取引履歴を見ることができる
  • 高度な暗号技術を使用しているので、トップレベルの安全性を誇る
  • バックアップ機能があるので、ウォレット内のコインをいつでも復元できる
  • 複数のウォレットを容易に管理できる
  • ビットコイン、イーサリアムクラシックにも対応予定

Daedalus公式HP

ダイダロスを利用して、ステーキングすることによって、報酬を得られます。

ダイダロスを使用したステーキング報酬

ADAをダイダロスに保管していれば、ステーキング承認報酬として、最初の2年間は年利9.2%の報酬がADAで付与されます。

その後、年利報酬は2年毎に半分に減ります。

現在はベータ版ですが、ダウンロードできます。

注意
ダイダロスウォレットは高機能な為、低スペックのPCではステーキングできない。

ステーキングしている間は、ADAを使用できません。

ADAの最新価格、情報

ADAの最新市場価格

2017年11月7日、スペインバルセロナにあるホテル「Hotel Ginebra Barcelona」がADA決済の導入を発表。

実際にADA決済が行われ、これが世界初のADA決済となりました。

2017年12月23日、大阪にある料理店「ふくろうのすばこ」にて、カルダノ財団立会いによるADA決済が行われる。

その様子はFacebookで動画配信されました。

日本におけるADAの取り扱いは、約25台のATMを設置して、ATMで行われる予定とのことです。

設置されたらこちらから確認できます。

DaedalusウォレットからADAを送金してCardanoデビットカード利用できる予定もあります。

ADAは、自身が選んだ通貨に自動的に両替されます。

さらにCardanoデビットカードを使ってオンラインショップや店頭で決済できるようになります。

利用できるようになったら、こちらから確認できます。

ADA取り扱い取引所

現在ADAは、海外取引所のみ取り扱いがあるので、海外取引所でBTC(ビットコイン)建て、ETH(イーサリアム)建てで購入ということになります。

Binance(バイナンス)

世界最大手仮想通貨取引所。

取引手数料:0.1%

送金手数料:無料

入金手数料:無料

出金手数料:1ADA、最小出金単位は4ADA

Binanceが発行した独自通貨Binance Coin(略称BNB)を持っていると、取引手数料50%割引が適用されます。

つまり、取引手数料が0.1%→0.05%になります。

BNB建て、BTC建て、ETH建て、USドルでADAを購入できます。

Huobi Pro(フオビプロ)

2018年4月17日にADAは、Huobi Proに上場しました。

現在、世界第2位のADAの取引量を誇る仮想通貨取引所。

また日本語に対応しています。

取引手数料手数料一律:0.2%

BTC建て、ETH建てで、ADAを購入できます。

Huobiが独自に発行するHuobiトークン(略称HT)持っていると、取引手数料が最大50%割引になるVIPプログラムを購入できます。

HuobiのVIPプログラムとは

VIPプログラムは、ひと月に保有するHTの量によって割引額が変わります。

HTを持っていると新規上場通貨を無料で貰え、HTで新しく上場する通貨に投票ができます。

Bittrex(ビットトレックス)

ラスベガスにある仮想通貨取引所。

2017年10月2日にADAは、Bittrexに上場しました。

取引手数料一律:0.25%

BTC(ビットコイン)建て、ETH(イーサリアム)建て、USドルでADAを購入できます。