仮想通貨イーサリアムってなに?ビットコインとの違いや特徴を解説します!

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仮想通貨イーサリアムってなに?ビットコインとの違いや特徴を解説します!

最近ではテレビや新聞などのメディアで仮想通貨に関する話題が扱われることが増えてきました。

仮想通貨といえばほとんどの方が「ビットコイン」を思い浮かべると思いますが、「イーサリアム」という言葉を耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。

イーサリアムは仮想通貨市場においてビットコインに次ぐ時価総額を誇っており、非常に将来性の高い通貨です。

しかしイーサリアムのなにがすごいのか、ビットコインと違いはあるのか、など疑問に思っている方もたくさんいるのではないでしょうか。

今回はそもそもイーサリアムってなに?という基礎的な情報からイーサリアムの特徴、ビットコインとの違い、そしてイーサリアムの将来性までわかりやすく解説します!

この記事を読めばイーサリアムの事が理解でき、ビットコインとの違いも明確にわかります。

イーサリアムってなに?

仮想通貨を調べていると「イーサリアムはビットコインに次ぐ仮想通貨」「2018年はイーサリアムの年」などイーサリアムを高く評価する言葉をよく目にします。

では、そもそもイーサリアムとは何なのでしょうか?

イーサリアムとは、ビットコインの次に時価総額が大きい仮想通貨です。
仮想通貨市場における時価総額全体の7割をビットコインとイーサリアムが占めています。

ビットコインが決済のために作られた通貨であるのに対し、イーサリアムはより多くの機能を備えています。
そのためビットコインよりも実用性で優れており、近年注目を集めています。

イーサリアムの基礎情報

まずはイーサリアの基本的な情報を見ていきましょう。

イーサリアムの基本情報

●名称     Etheream(イーサリアム)
●開始年月   2014年7月
●通貨単位   ETH
●アルゴリズム プルーフオブステーク(PoS)
●発行枚数   なし(初期発行:7200万)

イーサリアムの特徴、ビットコインとの違い

ここではイーサリアムの特徴と、ビットコインとの違いを解説していきます。

イーサリアムでできる4つのこと!最大の違いはプラットフォーム

イーサリアムの使用用途は、主に①決済②送金③投資④プラットフォームの4つに分けられます。そのうちの①〜③はビットコインでも同じ使い方ができます。

しかし④のプラットフォームはビットコインとは違う、イーサリアム最大の特徴です。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

①決済

イーサリアムは仮想通貨ですので、日本円やドルど同じように決済手段として利用することができます。

例えば買い物や食事をした時に、イーサリアムを使って支払うことができます。

ビットコインも決済手段として利用することができますが、実はイーサリアムはビットコインよりも決済スピードが速いという特徴があります。

なぜかというと、ビットコインは約10分ごとに記録が残されていくのに対し、イーサリアムは瞬時に記録が残されるためスピーディな決済が可能となっています。

これはイーサリアムでの決済を導入している店舗にとって非常に嬉しいことです。
今はまだビットコイン決済に対応している店舗が多いですが、こうした理由から今後イーサリアムが使える店舗が増えていくでしょう。

②送金

今までは日本円を送金するとしたら銀行を利用しなければならず、手間も時間もかかっていました。
さらに間に何人ものマンパワーが入るため手数料も高くなってしまいます。

海外へ日本円を送金すると1回あたり2500~4000円程度の手数料がかかってしまいます。

法定通貨の送金にこのようなデメリットがある一方、イーサリアムなどの仮想通貨は送金に優れています。

イーサリアムを送金するにはわざわざ銀行まで行く必要がなく、スマートフォンさえあれば直接相手の口座に送金が可能です。

また、銀行を利用しての海外送金は約1週間程度かかるのに対し、イーサリアムでの送金は最短1時間ほどでできます。

③投資

ビットコインを始めとする仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が大きいため、売買によって利益を出すことができます。

最近では仮想通貨投資によって総資産が億超えをするいわゆる「億り人」が誕生するなど、投資先として注目を集めています。

そしてイーサリアムは1,000以上ある仮想通貨の中でも、その魅力的な将来性から人気を集めています。

イーサリアムが仮想通貨取引所で売買できるようになったのは2015年からです。
当初は1ETHあたりの価格が300円でした。そこから徐々に価格が上昇し、2017年1月には943円まで上がります。

そこから仮想通貨全体への認知度が高まるのに比例し、価格が高騰していきます。
1年後の2018年1月にはなんと約17万円まで上がりました。

仮に943円の時に1万円分のイーサリアムを購入していたら、1年後にはやく180万もの利益が出ていたことになります。

1年間で約180倍にもなるのは、不動産やFXなど他の投資ではありえない利益率です。

現在(2018年3月)は6万円〜9万円をウロウロしていますが、それでも2017年1月から比べると60倍以上も高騰しています。

④プラットフォーム

今まで見てきた①〜③は、ビットコインでも同じ使い方をすることができます。
ここではイーサリアの最大の特徴にして、ビットコインとの違いを紹介します。

それはイーサリアは「プラットフォーム」として利用ができる、という点です。

これはどういうことかというと、イーサリアブロックチェーンを利用してアプリケーションの開発をすることができるということです。

スマートコントラクト

イーサリアの技術を用いた中でもかなり注目を集めているのが「スマートコントラクト」と呼ばれる機能です。

スマートコントラクトとは

「スマート=賢い」+「コントラクト=契約」

つまり「賢く契約を行える」機能です。

ビットコインでは誰がどのくらい売買したかなどの記録をブロックチェーン上に記録し、誰でも閲覧することができます。

一方イーサリアムでは、この取引自体をブロックチェーンに記録させることにより、自動で契約を行えるようになっています。

これだけだと少しわかりづらいので、自動販売機を例にスマートコントラクトを説明します。

自動販売機で飲み物を買うときには①必要な金額を投入する②欲しい飲み物のボタンを押す
この二つの条件が揃った時に購入することができます。

スマートコントラクトを利用すれば、こうした取引を自動で行うことができます。

①お金が支払われる ②商品が選択される

この二つの条件をあらかじめプログラミングしておくことにより、条件が揃ったら自動で商品の提供がされる仕組みを作ることができます。

引用:小田玄紀著『1時間でわかるイーサリアム入門』p.115

この技術はさまざな分野で応用が可能です。

例えば不動産の取引にスマートコントラクトを使用するとします。

従来であれば、不動産の取引には幾つもの契約が必要であり、煩雑な手間も時間もかかります。さらには資金決済や不動産登記など間に何人もの人が介在するため、手数料もかかってきます。

スマートコントラクトを利用することにより契約書の電子化や業務の自動化・効率化につなげることができます。

また、ブロックチェーンはその特徴として不特定多数の人の目にさらされるためしっかりとセキュリティも保つことができます。

イーサリアムでできる4つのこと

①決済
②送金
③投資
④プラットフォーム

イーサリアムの将来性は高い?

今まで見てきたように、イーサリアムには様々な特徴があります。

ビットコインは決済や送金などを目的に通貨として作られました。
しかしイーサリアムにとって通貨としての役割は数ある使用用途のうちの一つにすぎません。

そのため「多機能版ビットコイン」とも呼ばれています。

「2018年はイーサリアムの年」と言われており、その将来性は高いと言えます。

今後ますます価値が上がっていく3つの要因を解説していきます。

活発なプラットフォーム

先ほど見たように、スマートコントラクトは金融、保険、不動産などさまざまな業界で検討されています。
スマートコントラクトの適用によりコスト削減やセキュリティの向上など、企業にとってもメリットがあります。

スマートコントラクトを使用したプロジェクトが実行されるにつれETHの需要が増え、価値も高まると考えられています。

ICOの増加

ICOとは資金調達のことです。最近ではICOを実施する企業やプロジェクトが増えてきており、そのほとんどがイーサリアムブロックチェーンを利用しています。

なぜイーサリアムブロックチェーンが使われるかというと、イーサリアムはプラットフォームとして作られた通貨のためアプリケーションの構築からトークンの発行までしやすい環境が整っているためです。

このICOに興味を持った投資家たちはイーサリアムで資金の提供をします。
そのためICOが増えれば増えるほどETHの需要が高まり価値も上昇していきます。

イーサリアムはまだ開発途中

 

実はイーサリアムはまだ開発途中であり、完全体ではありません。

イーサリアムには4つの開発ステップがあり、アップデートされるごとに改善されています。

イーサリアムの開発ステップ
1.Frontier(フロンティア)→2.Homestead(ホームステッド)→3.Metropolis(メトロポリス)→4.Serenity(セレニティ)

2017年10月に3.メトロポリスが行われ、今は4.のセレニティを待っている段階です。
現状いつ行われるかなどの詳細は明かされていませんが、2018年中を予定しているとのことです。

セレニティではアルゴリズムの変更がされるなど、よりイーサリアムのサービス面で向上が期待されます。

アップデートをすることにより、さらに機能的に高まり利用者が増加しイーサリアムの価値向上へと繋がっていきます。

イーサリアムの価値向上につながる3つの要因

①活発なプラットフォーム
②ICOの増加
③開発ステップ

イーサリアムとビットコインの違いや特徴のまとめ

今まで見てきたように、イーサリアムには通貨以外にもたくさんの使用用途があります。
プラットフォームとして使用されるというビットコインとの決定的な違いもあり、差別化が図れています。

そのためまだ開発途中にもかかわらず取引高が多く、時価総額2位に位置していたりと期待が高まっています。

しかし仮想通貨はまだまだ始まったばかりで、今後何が起こるかはわかりません。
Coincheckでのハッキング騒動などが起こる可能性があるため、購入した通貨は取引所に置きっぱなしにはせず、ウォレットで管理しましょう。

セキュリティをしっかりと徹底し、イーサリアムの今後の発展に期待しましょう。
今年中にアップデートも予定されているため、イーサリアムの動向は要チェックです。