日本初の暗号通貨モナコイン(単位:MONA)のレバレッジ取引は、ビットフライヤーではできません。
ビットフライヤーはモナコインの販売所のみを提供していますので、ユーザーはビットフライヤーからモナコインを購入する形となります。
一方、仮想通貨の取引所「Zaif」ではモナコインのレバレッジ取引が可能です。
目次
Zaifのモナコインのレバレッジ取引の特徴
Zaifではモナコインの信用取引の「売り」のみが可能です。
つまり、モナコインの価格が下がると思った時に、売りに出せば利益を得ることができるという仕組みです。
Zaifのモナコインの信用取引のレバレッジは1倍のみですので、レバレッジ取引の初心者にも使いやすい形となっています。
Zaifの信用取引には「リミット買い」と「ストップ」がある
また、Zaifの信用取引には「リミット買い」と「ストップ」という入力欄があります。こちらは任意の入力画面になります。
まず、リミット買いは、「予想通り、モナコインの価格がこの価格まで下がったら決済してください」という入力欄になります。
一方「ストップ」は、「予想に反してモナコインの価格が上昇した場合、この価格まで上がったら損切りして決済してください」という入力欄になります。
Zaifのモナコインの信用取引の手数料
続いてZaifのモナコインの信用取引の手数料についてですが、取引手数料自体は無料です。
また、利益が出た時にかかる利益手数料(キャピタルゲインフィー)も、レバレッジ1倍の場合は無料です。
しかし、注意しなければならないのは、借入手数料が0.039%/日かかる点です。つまり、日をまたいでトレードをした場合は、ポジションを保有しているだけで手数料がかかります。
例えば、今日モナコインを信用売りして、明後日に決済した場合、2日ほど日をまたいで取引をしていますので、2日分の借入手数料がかかります。
この点は注意しなければなりませんが、1日で取引を完結させるデイトレードであれば、手数料はかかりません。
そのため、モナコインの信用取引をされる場合はもデイトレードスタイルの方が、手数料はもっとも安くなるでしょう。
Zaifでのモナコインの信用取引のやり方
まずはこちらのZaifの公式サイトから取引画面に遷移し、「MONA/JPY」を選択します。
次に「信用売り」タブを選択すると上記の確認画面が出ますので、チェックボタンを押して「送信する」をクリックします。
そうすると信用取引ができる画面になりますので、まずは1MONAの価格(いくらで売りに出すのか?)を決めます。
売買注文(取引板)の数字をクリックすれば、価格に反映される
1MONAの価格を決める際には、左下の売買注文の板の数字をクリックすると、右上の数字に反映されます。
誤発注が不安な方は、まずは板の数字をクリックして、その後に微調整されても良いでしょう。次に、売りたいMONAコインの数量をクリックします。
数量は使用残高ボタンから、10%・30%・50%・100%を選択することができますので、こちらのボタンを利用しても良いでしょう。
例えば、今後MONAの価格が700円まで下がると考えて、1MONA=770円で100MONAほど売りに出し、700円まで到達したら決済したい場合、下記のような入力画面となります。
一番下の「ストップ」欄は、逆に予想に反してMONAの価格が上昇してしまった場合に、800円で損切りするという注文指示を入力している形になります。
こうしておけば、仮に予想は外れたとしても損失を限定的にすることができます。何も値を入力せずして含み損を放置した場合は、証拠金維持率30%でロスカットされます。
レバレッジ取引の借入手数料/日には注意
なお、上記の赤ワクで囲った部分が借入手数料となります。
売りに出す金額が小さければそこまで気にならない金額ですが、手数料は借入れたモナコインの数量に応じて大きくなりますので、売りに出すモナコインの金額が大きくなればなるほど手数料も大きくなります。
長期間モナコインの売りポジションを保有したい方は、利用には注意した方が良いでしょう。
Zaifでモナコインを購入する時は、必ず取引画面から
なお、通常のモナコインの取引において、Zaifは「簡単売買」と「取引」の2種類を提供しています。簡単売買は通常の取引画面よりもレートが悪くなっています。
その分一度に大量のモナコインを同じレートで購入することは可能ですが、基本的には信用取引と同じ取引画面でトレードをした方が、安くモナコインを手に入れることができるでしょう。
上記のような注意点を踏まえて、Zaifでモナコインのレバレッジ取引に挑戦されてみてはいかがでしょうか。