リップル(XRP)の今後の行方は?価格や予想、最新の動向まとめ

2018年はアルトコインの年と言われています。そんな中、2017年末から急上昇したリップル(XRP)は2018年では最注目株とも言えるコインです。本記事では、リップル(XRP)の特徴や関連ニュースを解説し、リップル(XRP)の今後の行方から動向まで詳細にわかりやすく解説いたします。

XRPを提供するリップル(Ripple)社とは

まずは、リップル社についてです。現在はリップルコイン(XRP)で世界中から注目を集めている会社ですが、その概要と提供するソリューションを詳細に解説します。

リップル(Ripple)社の取り組み

まず、よく誤解されているところなどで最初に述べておきますが、リップルとは正確には仮想通貨の名称ではなく会社名で、リップル社の提供する仮想通貨の名称はXRPです。本記事では、会社のことをリップル、コインのことはXRPと呼称します。

リップル社の取り組みは簡単に言うと「これまでにない送金システムの実現」です。それは国境を超えても、低価格かつ迅速な送金を可能にするプラットフォームを構築することであり、その際に用いられる通貨がXRPなのです。

リップルの提供するソリューション①xCurrent

銀行向けのソリューションです。XRPを用いて銀行間での取引をリアルタイムで即時決済し、またそのために必要な膨大な量の資料も同じくリアルタイムでやりとりできます。

従来の方法では、銀行間のやりとりは凡雑な行程をふみ、そのためにコストも時間もかかる上に約10%程度の割合でエラーを起こしていました。そういった問題を解決できるシステムとして注目されています。

リップルの提供するソリューション②xRapid

送金業社向けの送金サービスで、主にアジアの発展途上国での活躍が期待されています。発展途上国への送金のために、数多くの現地通貨を保有すし管理するには高額なコストがかかり、流動性も低いと言う問題がありました。

そこでXRPを用いた送金システムにより、高い流動性の確保と通貨管理のコストを削減できるシステムをリップル社は開発しました。

リップルの提供するソリューション➂xVia

xRapidと同じく、低コストかつ高速の送金システムですが、こちらは企業間向けです。企業間での資金のやりとりを手助けするだけでなく、請求書などの情報を添付でき、決済内容や着金などをリアルタイムで確認できます。

これまでのビジネスシーンに割かれていた時間とコストを大幅に削減できるということは、経済そのものの発展スピードの迅速化できる可能性を秘めたサービスと言えるでしょう。

XRPとは

では、ここからリップル社の提供する仮想通貨であるXRPについての解説を致します。まず、前章でご紹介したサービスは全てXRPによって運用され、リップル社のサービスを利用するには必要不可欠なコインであると言えます。

XRPのメリット

そして、このXRPという仮想通貨特徴は「スピード」にあります。ビットコインの弱点であるスケーラビリティという観点では、あらゆる仮想通貨の中でトップクラスの実力を持ったコインです。

XRPのメリット①決済の速さ

 

XRP(リップル) 約4秒
ETH(イーサリアム) 約2分
BTC(ビットコイン) 約1時間

上記の表は今主流となっているコインの送金の際にかかる決済時間の比較です。ご覧の通り、XRPは4秒と他のコインと比べて圧倒的なスピードであることがわかります。

 

XRPのメリット②スケーラビリティ

ビットコインで問題となったスケーラビリティとは、単純にトランザクション(取引が完結するまでの一連の流れ)の処理能力に関するものです。

ビットコインはこのトランザクションの処理を苦手とし、そのせいで送金に時間がかかるという問題が生じました。しかし、XRPは1秒間に1500回のトランザクションの処理を可能とし、その能力がスピードの源となっています。

そして、従来の送金システムは基本的に銀行を介しますので、送金の時間が銀行の営業時間に左右されましたが、XRPなら24時間365日のリアルタイムでの送金を可能とします。

XRP関連のニュース

2017年年末頃からリップルとXRPへの期待値は急上昇しています。様々な企業が提携や取り扱いを決定していて、XRPの今後に期待を示しています。そんな中から代表的なニュースをピックアップしてご紹介します。

SBIバーチャル・カレンシーズが試験的にXRP販売を発表

大手企業のSBIバーチャル・カレンシーズはXRPを初のフィアットペアとして選んだことを発表し、2018年の1月に一部の顧客に対してXRPの試験的販売を行いました。

従来の取引所ではビットコインを最初のフィアットペアすることが通例だったにも関わらずあえてXRPを選んだSBIの、リップルに対する今後の期待が伺えます。

※一般向けにも口座開設の申請は受け付けていますが、具体的なサービス開始は延長となることが2月27日に発表されたのでご注意ください。

お知らせ|SBIバーチャル・カレンシーズ

リップルが米決済サービス「マネーグラム」との提携を発表

2018年1月11日にリップル社は米決済サービス大手のマネーグラムとの提携を結んだことを発表しました。これによりリップルの価格は急上昇し、ついに価格でイーサリアムを越えました。

具体的な提携の内容は、マネーグラムがXRPを利用した送金システムの実証実験を進め、実用化に向けて研究するというものです。

なお同社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は「今年中には世界で5本指に入る送金会社のうち3社がXRPの使用を開始するだろう」と絶賛し、XRPの今後の可能性に大きな期待を示しました。

IDT CorporationとMercuryFXの2社がxRapid利用を発表

2018年1月5日には前章で紹介したxRapidをIDT CorporationとMercuryFXの2社が利用することを発表しました。

IDT Corporationは2007年に創業した送金会社で、まさしくxRapidのターゲット層であると言えます。リップルと同じく低コストかつ高速の送金サービスの実現を目指しており、世界中に顧客を抱えるビッグカンパニーであるため、そんな企業との提携はリップルにとっても大きな前進といえるでしょう。

MercuryFX同じく、グローバルに活躍する外貨為替事業です。世界中の様々な法廷通貨を取り扱う企業にとっては、国際送金に関する最新技術は見逃せないものだったのでしょう。

XRP関連のニュースまとめ

  • 2018年2月7日アメリカのモバイルゲーム会社「Spy.inc」がアプリ内の購入にリップルの支払いを追加
  • 2018年2月11日サウジアラビアの中央銀行がリップルと提携

上記のように、前章の他にも国、企業ジャンル問わず様々な企業や銀行がリップルとの提携やXRP導入、サービスへの参加や試験を決定しています。さらに注目すべきはそのどれもが2018年以降のものであるという点です。

これは、今後の仮想通貨の主権争いでリップルに期待する企業が数多く存在するということで、今後はリップルが仮想通貨をリードする展開すら可能性としてありえるということです。

XRP関連のイベント一覧

続いて、リップル社が関わるイベントについてです。様々な国際フォーラムや講演会に参加しその意志や今後の動向などを発表し、PRに勤しんでいるリップル社が参加したイベントに関する最新情報をお届けします。

3月8日・9日 リップルCTOがブロックチェーンアフリカ2018にて講演

リップル社のCTOであるステファン・トーマス氏が参加し講演を行いました。題材はブロックチェーン技術による今後の展望や、リップル社の歩みについての解説だったようです。

3月13日〜15日 シンガポールカンファレンス「Money20/20」で講演

シンガポールで開催された金融系サービスの動向を発表する国際的なイベントでにもリップルは参加しました。そこでリップルは、リップル社のサービスを利用するベンチャー企業への投資を積極的に行うことを発表しました。

XRPの将来性

リップル社の技術は世界中の様々な企業に注目され、2018年からは積極的に導入・研究を試みる企業が続出しているのは前述の通りです。

こうして今後も企業との提携が進んでいくと予想され、そうなれば当然XRPの価格は上昇する可能性が高く、2018年の仮想通貨における期待値は全コインの中でもトップクラスと言えるでしょう。

では、そもそもなぜリップルとXRPがここまで世界的な注目を集め、大手企業からの支持を得てきたのでしょうか?

他の仮想通貨とXRPの大きな違い

ビットコインを始めとする大多数の仮想通貨は「法定通貨に成りかわる」ことを目的としています。つまりは、商品やサービスの購入、企業間の取引などで現金ではなく仮想通貨で決済を行うことが主流となることを目指しているということです。

しかしリップル社の目指すところは、「仮想通貨やブロックチェーンの技術を利用した送金ネットワークの形成」であり、XRPは「通貨」というよりは、「ツール」のような位置付けであると言えます。

これが他の仮想通貨との大きな違いです。後に現金に交換することが前提となっているXRPは、他のコインと根本的にシステムが違い、そういった点が送金サービスを提供する会社や銀行といった金融系の企業との親和性が高く、実用化へのイメージがしやすいという強みがあります。

今後はSBIの動向にも注目

XRPの今後を占う材料として、SBIの動向にも注目すると良いでしょう。前述の通り、SBIはXRPに対して強く支持しており、その期待値は国内企業でもトップクラスです。

また、SBIは取引所でXRPを取り扱うだけでなく、リップル社との業務提携も果たしています。ブロックチェーン技術を利用したソリューションの企画・開発などを手がけ、「価値のネットワーク」を創造することを目指しています。

今後は、SBIの動向にもXRPの価格変動が大きく作用する可能性がありますので、企業系のニュースにSBIの名前があるものは要チェックです。